タチバナの合理的なまいにち

試行錯誤してます

クリスマス国外脱出計画。



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忌々しい季節がやってくる。

12月25日、魔の日。クリスマスである。
大学に入るまではクリスマスを嫌いだと思ったことはなかった。


中学、高校はずっと家族と楽しくクリスマスをしていた。
しかし大学に入ったとたん、クリスマスは恋人と過ごす日となる。

ハチミツとクローバーの竹本くんの気持ちがよくわかる。

色とりどりの電飾、飾り付けが問う。

おまえは今幸せか?居場所はあるのか?


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ハチミツとクローバー1巻 羽海野チカ より



年の最後に一年間の通信簿が帰ってくるような気分だ。
この一年いかに幸せだったか、その集大成としてクリスマスはどのように楽しむのか、と。


一年間割と幸せに過ごしたし、満足していたと思う。
しかしなぜか、なぜか辛くなるのだ。

一緒に過ごしてくれる恋人がいない、ただそれだけのことが。




クリスマスの過ごし方リスト

クリスマスが近づくと恋人がいない、いわゆる非リアには人権がなくなる。
恋人がいない人たちは、クリスマスをどう過ごすか選択を迫られる。

①クリスマスパーティーをする
②普段通り家で過ごす
③働く


①は去年した。
とても楽しかった。だがつらかった。

彼氏に振られたばかりの先輩の声がむなしく響く。
「こっちのほうが絶対楽しいよね!」

自信を持って言える。絶対そんなことない。
サークルのチーム非リアが集まってパーティーをした。

今頃リア充たちは恋人と過ごしている。そう考えるとなぜかとても胸が引き裂かれるような思いがした。
平素の自分は楽しく毎日を送っているはずなのに、幸せでないように感じた。

②は論外だ。間違いなく耐えられない。
おうちにこもるなんて。いつもは大好きなおうちだけど。
他人と自分を比較して落ち込みまくるに決まっている。まったく意味のない時間を過ごせる自信があるのだ。

③はまずまずの選択肢。
しかし問題としては私が学生でバイトをしていないことである。クリスマスに働くとしたら、単発の派遣になる。
クリスマスに単発バイト。
なかなかに心をえぐられそうだ。

昨年はいろいろと考えた結果、友人と連日クリスマスパーティーをしていた。
だがダメだった。




とにかく11月後半から12月、まったく楽しくなかった。
幸せそうなカップルを見るととにかく腹が立った。

そんな自分がすごく嫌だった。



今年こそあの悲劇を回避したかった。



決めた

そこで!!!!!!

今年は!!!!!!!!

逃げることにしました!!!!!!

選択肢④を追加したのだ。

①クリスマスパーティーをする
②普段通り家で過ごす
③働く
④逃げる new!


ひとりで日本じゃない場所に逃げる。

国外逃亡である。

本当はクリスマスが存在しない国に行こうと思った。
イスラム圏の国ならクリスマスがないはずだ。
イエスキリスト祝ってる場合じゃないだろうから。

海野なつみの『逃げるは恥だが役に立つ』で百合ちゃんがクリスマスにモロッコに逃げていた。
私もモロッコに逃げようと思った。
いそいそと モロッコ 飛行機 と検索窓に打ち込む。

たっけえ。飛行機たっけえ。 やめだやめ。

台湾に逃げることにした。

思い立った瞬間、スカイスキャナーでチケットをとった。
私は学生だから時間の融通が利く。23日から28日までたっぷり逃げることにした。


ひとり海外なんて、日本で友だちと過ごすよりさみしい


私はそうは思わない。

さみしさも劣等感も不幸感もすべて他人と比べて感じるものだ。

海外なら自分と比べる知り合いがいない。
他人と比べても意味ないよ、無駄な時間だよとかよく言われます。
知ってる。知ってるうえで比べてしまうのが人という生き物なのだ。

台湾でも幸せそうなカップルはあふれかえっているだろう。しかし間違いなくみんな知らない人だ。
違う国で育った違う国の私のまったく知らない人だ。
さすがに劣等感もクソもないように思う。

旅行は来週にせまっている。



計画のよかった点

「ひとり海外」を計画して、とても良かったなと思うことがいくつもあった。

まずクリスマスの予定が埋まる。
しかもどでかい予定で埋まる。

しかもほぼ初海外でひとりといういきなり難易度の高い行程を組んだためそちらへの
不安と楽しみと準備で頭が忙しい

他の人がクリスマス何をするか考える余裕がなくなるのだ。
(ちょっとは考えるけれど)

これは圧倒的なメリットだった。

去年よりも精神状態が明らかによい。晴れやかな気分で12月をおくることができている。

大学生のうちにひとりで海外に行くという大事そうな経験がつめる。
自分が有意義だと思えるというのが重要である。

クリスマスをムダに過ごすことなく意義ある時間を過ごしているという実感。
そして圧倒的初めての経験のため調べることが多い。頭が埋められる。



私が求めていたのはこれだった。



クリスマスについて特に意識することなく暮らすこと。
劣等感にさいなまれずに心穏やかな毎日を送ること。


私の12月は明るい。





国外逃亡のすすめ

時間とお金の余裕があってクリスマスが大嫌いだという人は一度試してみてもいいかもしれない。
たかがいちホリデーに苛まれていることが異常事態だと気づける。

台湾ならお金もそんなにかからなかった。飛行機代とホテル代あわせて3万円くらい。



楽しい楽しい私だけのクリスマスがはじまる。





p.s 彼氏を作れば解決するのでは?

できていたらこんなこと言っていない。
エベレストのように高いプライドが邪魔して素直に恋人がほしいと言えないんです。

クリスマス時期以外は比較的気にすることなく生きていますが、この時期だけはどうしても心を制御できません。

Have a nice day!
皆さんが楽しいクリスマスをおくれるよう祈っています。
少なくとも、幸せそうな人をなぐりたい気持ちになんてなりませんように。