タチバナの、合理的なまいにち

日々の迷いをつらつらと

女の子らしくふるまうのって難易度高くないですか?

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女なんだからそのくらい当然だろ。

何度この言葉に傷ついたか。みんなが思う「らしい」ふるまいをしないと自分の性でさえ認めてもらえない。
しかし世間から求められる「女らしさ」の項目はあまりに多岐にわたる。女の子に許された像はあまりに固定化している。

かわいくて
綺麗で
色気があって
おしとやかで
喋りすぎず
賢すぎず
上手に男の人を立てられる
女性

無理ゲーだろうと思うほど高い要求がそこにはある。


女らしくしろ、と人は言うけれど自分以外の誰かから「らしさ」を強制されるのって本当におかしなことなんだ。



女らしくあれと強いられる世界


男の子が男らしさを求められる機会より、女の子が女らしさを求められることの方が圧倒的に多い。
私が女だからそう思うだけかもしれないが、そうじゃないんだ。
絶対に多い、絶対にだ。


性別が「女」だからあり方を決められるというのは、すごく腹が立つ。

食事のときにサラダを取り分けるのは女だからしなくてはいけないこと、女は綺麗でいる義務がある、女だから女らしく、などなど。

なぜ女だからと言ってこのようなことを強いられなければならないのか。
上記のことすべて自分がやりたくて必要だと感じてやるのだったらそれはそれでよいと思う。

サラダから一番近いから遠い人のためにとりわけよう、綺麗でいると気分が上がるからきちんとメイクしよう。
しかしそうではなくて、サラダを取り分けないと女のくせにって思われるから、美しくあろうとしていないと女として終わってると言われるから、など
他人に強制された「性」ほど嫌気がさすものはない。

今の時代、ひとりひとりの個性を大事にしましょうという流れになってきている。

でも、「女だから」しなくてはならないとされていることは未だに多い。だれかに強制された「らしさ」なんて意味がないものだといい加減に気づいてほしい。
誰も選んで女に生まれたわけでも男に生まれたわけでもないのに。女である、という変えられないどうしようもない部分について、「女たるもの」と押しつけられる辛さをわかってほしい。

女だから、他人から雰囲気から常識から強制されることなんてなくなればいいのに。

女らしくしたくないの?

前項で人から強制された女「らしさ」は嫌だ、と伝えた。

では私はまったく女の子らしくしたくないのか?世間一般で女の子とみられる行為ふるまい見た目をするのが死ぬほどいやなのか?

そうじゃない。

女を強制されるのは嫌だけど、女の子をするのは楽しい。たぶん。

新しく買ったコスメでメイクして、お気に入りの服ででかけたときわくわくする。今じぶん女の子をしている、と感じて嬉しくなる。
綺麗な言葉遣いで、背筋を正して歩くこと。
女としてだけではなく、人としてありたい姿を目指しながら毎日をすごすことは素敵なことだと思う。


「女らしくあれ」と世間から言われるのは腹が立つ。

しかし、かっこいい女の人になりたいと願う自分は好きだ。

 違い

他の人から言われての「女らしさ」と自分からなりたいと思う「女らしさ」はどう違うのか。

よく女らしくしろと言われる例(〜語尾に女なんだからを添えて〜)

男のような言葉遣いをするな(女なんだから)
男を立てろ(女なんだから)
身だしなみをいつ何時も整えておけ(女なんだから)
男を立てろ(女なんだから)
愛嬌あるやつになれ(女なんだから)
料理くらい作れて当たり前(女なんだから)


よく言われ非常に腹が立つものだ。

まだまだあるが、特に怒りがわいてくるこれらは、女性という性が「男」あってのものという思考が透けて見えるものが多い。
「男の役に立つ」「男に気に入られる」ための「らしさ」、あまりに胸糞悪すぎて吐き気がしてくる。

「女」は「男」のためにいるのではない。「男」が「女」のために存在しているのではないのと同様に。

逆にこうありたい、と望むような「女らしさ」とはどんなものだろうか。

当たり前だが、それぞれのなりたい像によって異なるだろう。みんな別の人間でそれぞれに個性があるのだから当然だ。

ザ女の子というラブライブ!のことりちゃんのような人こそ「女らしい」という人もいれば
中谷美紀さんみたいな人こそが「女らしさ」のある人だという人もいる。

私自身にとっての女らしいとはなんだろう。ずっと女らしくすることに疑問を抱いていたが、女としての性に疑問を抱いたことはなく、心と体の性は一致している。
ジェンダーとしての「女」がずっとずっと嫌だったんだ、と最近気づいた。

私個人にとってこうありたいと思う女らしさは

自立していること
ひとりで行動できること
弱いものに優しくあれること
美しくあろうとすること
仕事ができること
趣味があること
不機嫌さを見せないこと
人の悪いところばかり見ないこと
かっこいいこと


などだ。

人によってはこんなのは「女らしさ」じゃないと思う人もいるだろう。 当然だ。これは私がなりたい女らしさなのだから。

ひとりひとりが自分のなりたい「女らしさ」を見つければいい。

それはすなわち「自分らしく」あることだと思う。

世間で言われる女らしさに沿いたくないという人はもちろん沿わなくてもいい。
逆に、かわいいと言われ求められるのが好きな人はそうすればいい。

すべて自由なのだ。

もう誰かに言われて「らしさ」をつくるのはやめにしよう。